銀エン所感。

 朝の東武東上線に始まり、羽田で1時間(雪による遅延と乗客行方不明で遅延)、新千歳空港-札幌間で踏切事故による遅延。
 予定より2時間遅れで到着しました。


 さて、歌舞伎町で銀エン見てきたのでその所感。

 http://www.ginen.jp/index.html

 晩秋から初冬にかけての無色の北海道の風景が郷愁を感じるものでした。
 なんだろう。
 飾らないそのままの、高圧電線がそのまま映りこむような、それでいて知床連山が背景に溶け込んででいる風景。
 ああ、いつも見ている(見ていた)風景だ。 


 そして小日向さんのお父さんの演技が光ってたなぁと。
 これみて、北海道に帰りたくなりました。
 まあ、5時間後には帰ってたんですけどね。


 あえて苦言を言うなら、前半部分がちょっと間延びしてたように思える。
 約120分の映画だと思うけど90分くらいでも十分いけたのではないか?
 特にバナナを温めるシーンは要らないんじゃないだろうか?
 と、何も予備知識なく見た人は思うんだろうなぁ。
 良くも悪くも「水曜どうでしょう」人気がないと、まだまだ見てもらえるのは難しいかもしれない。


 さて、何処かのレビューで「停電になって、そのあと蛍光灯を付け替えるシーンが理解できない」と書いてあったのがあったのでちょっと推測。
 吹雪で停電になった場合、幾つか理由があるんですが、その中で大きなのは、電線に付着した雪の重みで電線が切れたり、鉄塔が傾いた場合。

 または、強風により電線同士が触れ合ってショートした場合。
 この場合は、時に過電流が流れて電球などが切れる場合があります。
 おそらくそのせいかと。